週刊ビル経営ビルモール

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☆不動産業界トピックス2017年12月4日
▼新日鉄興和不動産 「BIZCORE神保町」が11月30日竣工
 新日鉄興和不動産(東京都港区)は先月30日、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズの第1弾となる「BIZCORE神保町」が竣工したことを発表した。
 東京23区内のオフィスストックのうち、中小規模オフィス(基準階床面積50〜200坪)のストック数は36%で約330万坪(2012年 CBRE調べ)。このうち築20年以上のビルは81%で約265万坪を占めており、旧耐震基準で建てられたものも数多く存在する。また東日本大震災以降、事業者がオフィス移転において「耐震」、「防災」、「BCP」を重視する傾向が強まっており、築古ビルの老朽化が深刻な問題とされる。
 新日鉄興和不動産はこうした現状を踏まえ、約90棟を数える都心を中心としたオフィスビルの開発及び管理・運営業務で培ってきたノウハウを生かし、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE」シリーズの開発に取り組むことにした。
 今回竣工した「BIZCORE神保町」は都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅から徒歩4分、都営新宿線「小川町」駅と東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅から徒歩4分、また丸ノ内線「淡路町」駅から徒歩5分の好アクセス地に立地。延床面積は8932.52u(約2702.09坪)で地上9階。整形無柱空間のオフィスフロアとトップクラスの各種設備機器、更に各階貸室の天井にはTMD(床用制振装置)も設置し、歩行の振動を低減することで高い居住性能を確保した。
 エントランスホールには深みのある色調の花崗岩と照明の組み合わせにより広がりと奥行きを感じさせ、落ち着いたデザインの家具をレイアウトした。またニュースや天気予報、地域ランチ情報等を発信するデジタルサイネージを1階のエレベーターホールに設置し、エレベーターの待ち時間を感じさせない工夫も実施。快適なオフィス環境を構築するために屋上庭園の導入や最大5段階のセキュリティを設けた点なども特長である。
 今月1日に行われた内覧会ではビル事業本部の奈良敦氏が「『BIZCORE神保町』以降、赤坂、築地、渋谷、神田エリアでの開発を進めており、今後は年間2〜3棟の開発を目指し、2020年度までに500億円規模の事業拡大を図っていきます」と語った。




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