◎所在地
神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩間町2-161-1

◎建物規模
地上4階

◎所有者
横浜空間 ナイン・マンス

◎竣工
昭和45年

  「WAREHOUSE161」は相鉄線「天王町」駅から徒歩5分、JR横須賀線「保土ヶ谷」駅から徒歩7分の場所に立地する複合ビル。1階に飲食店が4店入居し、2階が事務所、3~4階はシェアハウスとなっている。この物件はかつてバナナ倉庫として稼働していた倉庫物件で、リノベーションをかけてテナントビルとしての稼働が始まった。
 同ビルを所有するのは地元の横浜・湘南エリアの住宅仲介や既存物件のリノベーション事業などを行う横浜空間 ナイン・マンス(横浜市保土ヶ谷区)。部長の三橋慶輔氏は所有に至った経緯について「当社には金融機関を通じて売却の話がありました。元のオーナー様が当初は建替えなども検討していましたが、元バナナ倉庫という非常に面白い物件であること、そして内装も倉庫として使用していた面影が残ったことは当社としても興味を引きました。最終的に当社が購入して有効活用していくことにしました」と言う。
 リーシングに関してはトントン拍子で決まった。その理由は倉庫物件という珍しさもあるが、飲食店や物販店舗からは印象的な特徴を出すことができるためにニーズの高い物件でもある。三橋氏も「リノベーションの工事中に外に『テナント募集中』という看板を立てていたのですが、それを見て入居のお問い合わせをしていただいた方もいらっしゃいます」と当時の様子を語る。
 「当社のリノベーションでは元の物件の持ち味を生かしていくことに重点を置いています。なぜならリノベーションを加えても、多くのリノベーション物件に似ることなく、オリジナリティを生かすことができるからです。この『WAREHOUSE161』は当社のモデル事例になっていると思います」(三橋氏)
 古き良き面影を生かし、新しきを取り入れていく。言い換えれば、「温故知新」のリノベーションといった新しい方法の誕生だ。

(週刊ビル経営2016年8月8日号掲載)
横浜空間 ナイン・マンス 「WAREHOUSE161」
▼上層部はシェアハウスに