◎改修ポイント
近隣住民の生活利便施設として毎日利用したくなる店舗構成を実現するとともに、ベビールームやコミュニティ広場を整備。町中の公園のように誰でも気軽に立ち寄り、落ち着いた時間を過ごすことのできる空間づくりに努めている。

◎所在地
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-2

◎延床面積
約5万6700㎡

◎竣工
昭和61年

 今年10月に開業30周年を迎えるJR「川崎」駅東口の地下街「川崎アゼリア」では、昨年から行われていた大規模リニューアルが完了。施設を保有・運営する川崎アゼリア(川崎市川崎区)は、“人生の豊かな時間を共有するライフシェアモール”をリニューアルコンセプトに掲げ、「働き盛りの世代」である30代から40代を主なターゲット層としながらも、幅広い年齢層にも対応できるような店舗構成、そして上質な商品・サービスを快適な環境の中で提供し、毎日でも立ち寄りたくなるような施設を目指し、昨年7月31日に第1期リニューアルオープンとして精肉、鮮魚、青果や総菜コーナーとスーパーなど1200坪の面積に69店舗が集う「デリカ」ゾーンがオープン。
 今回のグランドオープンでは新たにレストランゾーン「グルメッセ」として、和食から洋食、イタリアン、中華と様々な料理を楽しめ、女性が一人でも気軽に立ち寄れる店、会社帰りの集いや仕事相手との会食ができる店など37店舗が集結。また、ファッション・雑貨ゾーンの「ライフグラン」は「大人のライフスタイル」と「都心に通勤するビジネスマン」という2つのテーマに沿ってそれぞれエリアを設定。感度の高い利用客に向けた57店舗が出店している。
 店舗の顔ぶれを一新しただけでなく今回のリニューアルを経て子供連れが快適に買い物できるためのベビールームや地域コミュニティを活性化させる公共広場「ハミングガーデン」を整備するなど機能面の向上にも注力。
 また、施設利用者へのサービスとして新たにポイントカードを創設。現金をチャージ(入金)して施設内の店舗で買い物や食事をした際にカードで支払いをするとポイントが貯まるという仕組みだ。会員数は4万人を超え、間もなく5万人に達する。

(週刊ビル経営2016年9月26日号掲載)
川崎アゼリア 「川崎アゼリア」