◎改修ポイント
来街者と地域住民が一緒になって街づくりを行うことのできる施設を創り上げる

◎所在地
神奈川県川崎市川崎区日進町3-4

◎建物規模
地上5階

◎延床面積
約2000㎡

◎所有者
ヨネヤマ

◎改修
平成27年~28年

 ヨネヤマ(川崎市川崎区)は神奈川県川崎市に所有している「unicoビル」のリノベーションを実施。
 現在ビルの一部である倉庫をバスケットコートに改修し、平成28年6月から「unico court 」として運営している。
 もともと「unicoビル」は保有・運営しているヨネヤマの自社ビルとして工場兼寮等に使用されていたが、平成元年に本社を大川町に移したことで空きビルとなった。一時は取り壊しの意見も出たが、ビル全体のリノベーションを決断し、有効的に利用しようと考えた。
 一足先に完成した「unico court 」は築古の倉庫の雰囲気を残しながら、床面にはアメリカから取り寄せたスポーツ専用の床材に改修した。壁面の一部には防音を施し、空調設備も導入した。L字型が特徴的で、約65坪の中に6m × 16mの一面と7m × 7.75mのハーフコートが設置されている。時間貸しで一般レンタルしているほか、プロバスケットボール選手よるバスケットボール教室も開いている。また、ヨガ、ボクササイズ、ダンス、撮影などの多目的施設としても利用することが可能。
 同社不動産セクションの代表である武井雅子氏はコートについて「空室となっていたビルを有効活用しようとリノベーションを計画している時に知り合いになったバスケットボールの選手から自由に使える体育館が少ないという声を聞き、定期的に利用できるコートにすることで、シェアリングエコノミーとしてビジネス利用できるのではないかと考え、改修を決断しました。『unico』は唯一無二というイタリア語ですが、そのような施設を作りたいという願いから名づけました。他のエリアからの来街者とこの地で愛着を持って長年に渡って暮らしている人たちが一緒になって街づくりを行えるような施設を作りあげたいと考えています」と語る。

(週刊ビル経営2016年9月26日号掲載)
ヨネヤマ 「unicoビル」