◎所在地
東京都千代田区神田駿河台2-1

◎建物規模
地上9階地下1階

◎所有者
お茶の水クリスチャンセンター、ほか

◎改修
平成27年~28年

 「お茶の水クリスチャンセンタービル」は昭和58年に竣工した北館と南館で構成されている地上9階建てのビル。JR「御茶ノ水」駅から徒歩3分の好立地に位置している。 同ビルを管理・運営しているお茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)は平成27年10月に5階のオフィススペースを取得。分割して複数の小スペースと入り口にラウンジを設置する改修を行い、今年8月に完成した。 入居者は業界団体が多く、そのなかでも多種多様なテナントを集めることによる波及効果を狙い分割した。
 「5階の入居者の中には千代田区に紹介されているような由緒あるテナントもあります。複数のテナントを集めることによって来場者も集まり活性化することはもちろん、入居者同士でコミュニケーションを取ることでイノベーションが生まれることも期待しています」(常務理事 山崎龍一氏)
 350㎡のオフィス間仕切りを12㎡~80㎡の6つのオフィスに小割化。テナントから要望を聞きながら何十種類もの室内レイアウトの図面を作成し、最終的に広さが異なった6つのスペースで決着した。 その他にはエレベーターを降りた先の入口にテナント同士でコミュニケーションを行いやすいようにと椅子とテーブルを設置し、ラウンジを設けた。
 山崎氏は「スペースを割り振るときに出入り口までの距離が近く、採光性が良いスペースにしてもしいというテナントからの声を調整するのに苦労しました。良い場所は狭く、悪い場所は広くすることによって納得してもらいました。改修後はテナント同士でコミュニティを形成している姿を見ることができています。フランクな関係を保てる環境づくりに注力していきます」と話す。
 同ビルでは今後、10年以上かけて内装や外装のリノベーションを行っていく予定。

(週刊ビル経営2016年9月12日号掲載)
お茶の水クリスチャンセンター 「お茶の水クリスチャンセンタービル」