◎改修ポイント
敷地角に面した部分の湾曲した形状が特徴的な外観の「駒込Kビル」。外装リニューアルでは防水・洗浄・タイル補修などの工事を実施して更なる美観向上、建物の維持延命が図られる

◎所在地
東京都北区中里1-10-6

◎延床面積
709.00㎡

◎所有形態
個人所有

◎竣工
平成3年

◎工期
平成28年10月中旬~12月上旬

◎施工
北都建設

  東京・駒込に立地する「駒込Kビル」。近隣ではここ数年マンション開発が盛んに行われており、居住エリアとしての人気が高い。「駒込Kビル」の入居テナントも一般のオフィスのほか学習塾やピラティス教室などで構成され、地域に根差したビル経営が実現している。
 竣工から約25年が経過する同ビルでは、管理責任者を務める小島雄一氏が主導し、順次リニューアル工事が実施されている。昨年は共用部における照明リニューアルを実施して省エネ効果の高いLED照明を導入。今年に入ってからはエレベーターのモーター内の部品交換を実施しており、今後、実施時期は未定であるが本格的なエレベーターリニューアルに着手する予定だ。
 直近では、10月中旬よりビル外装のリニューアル工事を実施する予定である。工事は仮設工事に始まり、屋上、外壁の防水・シーリング工事、外壁の洗浄及び塗装工事、外壁タイルの打診調査及び補修工事を計画。工事期間は約1カ月を予定している。工事を担当するのは地元・駒込の建設会社、北都建設(東京都北区)である。
 「北都建設は一級建築士の有資格者が多く、豊富な実績を有しており、周辺地区の建設会社・工務店の中で最も高い技術を持ち、信頼の厚い建設会社です」(小島氏)  粉期の外装リニューアルの施工担当である北都建設は、現在「駒込Kビル」向かいにおいて新築マンションを建築中。こちらは間もなく竣工予定で、その後隣接するビルのリニューアル工事を担当し、「駒込Kビル」のリニューアル工事に着手するのはその後となる。小島氏はかねてより「血の通ったビル経営」を信条とし、入居テナントの安全性や利便性を第一に考えた経営を行ってきた。各種のリニューアル工事はこの経営方針に則って順次実施しているものであり、小島氏によれば、今後も入居テナントの利便性向上に資するリニューアル工事を実施していく考えだ。

(週刊ビル経営2016年9月12日号掲載)
駒込Kビル 「駒込Kビル」