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◎改修ポイント◎
コストを抑えつつも、テナントの満足度を高める施策に。

◎所在地
東京都渋谷区神南1-12-16

◎延床面積
1379.28㎡

◎規模
地上8階地下1階

◎竣工
1970年
 JR線ほか「渋谷」駅から徒歩8分の場所に立地する「和光ビル」。竣工から40年以上が経過し、経年劣化やテナントの退去による空室率の上昇が危惧されるが、和光建物の竹岡剛志氏は「リニューアルを行い、物件価値を維持してきたこと」によりほぼ満室の状態での稼働を続けているという。
 そうした中、今年の5月末より1階エレベーターホールに導入されたのがデジタルサイネージだ。従来はホールにホワイトボードが設置され、テナントからの情報やビル運営側からのお知らせあるいは地域の情報などを掲示してきた。
 「しかしホワイトボードでは『宣伝の効果が薄いのではないか』という声が社内から挙がってきました。ビルの入居者・テナントの満足度の向上に向け1年に1回、見える形でのビルのリニューアルを行っていくことが目標としてもありました。そこで当社の新しいテナントサービスとしてのデジタルサイネージの導入に踏み切りました」(竹岡氏)
 現在、試験放送期間中でテナント情報やニュースなどの実働は9月末からとのこと。「パワーポイントなどのファイルで映し出すことができるため、専門的な知識は必要ありません。そのためテナント側から通常の放送に加えて『追加で季節限定の情報を入れてほしい』と依頼が来れば素早く対応することができます」(竹岡氏)
 コストを抑えることにも成功しており、オーナーにとってもテナントにとっても満足度の高い形での運用が可能になっているようだ。


(週刊ビル経営2017年8月28日号掲載)
和光建物 「和光ビル」
▼外観



▼施工後