「ビル経営アワード」
 「不動産ソリューションフェア」
 「ビルモール」
※ウェブ投票は終了しました。
◎所在地
東京都港区新橋6-16-8

◎建物規模
地上7階地下1階

◎構造
RC造

◎所有者
エス・イー・シー・インターナショナル

 都営三田線「御成門」駅から徒歩2分の場所に立地する「レックスビル」。昨年、マーケティングコンサルティング。不動産事業を行うエス・イー・シー・インターナショナル(東京都港区)が同ビルを購入。半年ほどの期間をかけて改装し、昨年11月より1棟レンタル&シェアオフィス「KIZASU@Office」としてオープンした。企画開発事業部の伏見博之氏によれば購入計画が俎上に乗った当初、社内で様々な活用案が出た。が、SECグループ代表の河井一彦氏がこれまでに月1回ほどの異業種交流会を開催、その関連でベンチャー事業者・起業家への支援も展開していたこと、加えてビルがオフィス立地であったことの2つの利点を生かし、ベンチャー事業者や起業家などが集うことのできるレンタルオフィスビルとした。
 「KIZASU@Office」は働きやすさはもちろん、創造性や快適性の創出にも注力。内外装では高解像度の写真を特殊印刷した大型の壁紙やグラフィックシートを多用、また床には木目調3Dプリントセラミック板を使用し感度の高い風合いに仕上げた。加えてビルの壁面の大理石をスキャンして鉄扉を同様の大理石調にしている。更に6階には女性専用レンタルオフィスを用意し、女性向けに「食」にも配慮。1階には店舗テナントとしてコーヒースタンドや健康宅配弁当の飲食店を誘致。伏見氏は「周辺は女性向けの健康志向の飲食店は少ない。女性専用のレンタルオフィスを備えているからこそ、働くための食環境にも配慮しました」と話し、このレンタルオフィスビルのコンセプトについて「何か新しいコトやモノが生まれる場所でありたいと考えています。事業拡大・イノベーションを促進していきたい」と語る。起業へのマインドの高まりとともに快適性・働きやすさから多くのテナントに支持を得ている。同社ではこの事例を基に更なる出店を考えている。

(週刊ビル経営2017年4月24日号掲載)
エス・イー・シー・インターナショナル 「レックスビル」
▼働きやすさ・快適性に配慮