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◎所在地
東京都港区東麻布1-8-2

◎建物規模
地上5階

◎内装デザイン
虎尾+謝建築設計

 東京・麻布で今年6月にこれまでにない新しいコンセプトの宿泊施設「NIBUNNO(ニブンノ)」がオープンした。
 「NIBUNNO」は、東京タワーを間近に臨む赤羽橋交差点より徒歩数分に位置している。周辺はオフィスビルやマンションが建ち並び、海外の大使館も密集する国際色豊かなエリアだ。建物は地上5階地下1階建て。宿泊用の居室のほかショップやイベントスペース、ラウンジ、デザインオフィスなどで施設内は構成されている。
 建物は元々、自動車部品の倉庫として使用されてきた。昨年になり建物の所有者が変わり、新たにオフィスビルとして建替えられる計画が持ち上がった。が建築費高騰などの理由から建替え計画は延期。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に解体工事が実施されることになった。「NIBUNNO」は倉庫ビルとして使用されてきた建物をリノベーションし、期間限定の施設としてオープンしたのである。
 「泊まれるギャラリー」を発案したのは、李章聖氏率いる台湾のデザイン事務所・BXG(東京都港区)。解体や内装のデザインは日本・台湾をはじめ世界で活躍する建築家、虎尾+謝建築設計(東京都港区)の虎尾亮太氏が担当した。建物全体を展示スペースに見立てたのがポイント。日本・台湾の美大生やアーティストの作品を随所に展示。展示されているアート作品は1階のショップスペースだけでなく、宿泊スペースやラウンジスペースの展示品も含めて全て希望すれば購入することが可能となっている。



(週刊ビル経営2017年10月9日号掲載)
BXG 「NIBUNNO」