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◎改修ポイント◎
専有部の概念を極力排し、共用スペースを充実。「人と人が繋がる」仕掛けづくりを重視。様々なシェアリングサービスを採用した。

◎所在地
東京都千代田区平河町2-5-3

◎延床面積
3616.32㎡

◎規模
地上8階地下1階

◎竣工
1973年
  「日本一シェアを体験できるビル」が1月に誕生した。「人と人を繋げ、社会課題解決を目指すコミュニティづくりを推進するガイアックス(東京都千代田区)が手がけたオフィスビル「Nagatacho GRID」は次世代ビルとして注目を集めている。
 最大の特長は「シェアリング」だ。専有部の概念を極力排し共用スペースを充実。「人と人が繋がる」仕掛けづくりを重視した。1階は「PLAZA」と命名し、外部利用も可能なカフェを開設。地下1階「SPACEO」と地上6階「ATTiC」にイベントスペース、屋上「CLOUD9」は「ビル内の公園」と位置づけ、平日午前10時~17時は開放している。ビルの運営・管理に携わる山口若葉氏は「ヨガやランチ会を行う等、自然にコミュニティが生まれている。家庭菜園で収穫した野菜を『おすそわけ』している姿も見かける」と説明。2階「BASE 」はガイアックスの本社オフィス。3階「LABS」と4階「GARAGE」はビルのコンセプトに共感したITベンチャーやシェアリングエコノミー関連のベンチャー企業が入居。5階「MIDORI SO」はコワーキングスペース約10社が利用している。
 様々なシェアリングサービスも導入している。自転車のシェアリングやシェアパーキング、さらに未入居の執務室は外部に1時間3500円~で貸会議室として貸し出す。1階のカフェもレンタルでき、空きスペースでポップアップショップや展示物を設置できる。セキュリティにスマートロックを採用。専用ICカードで入退室管理し情報漏洩を防ぐ。

(週刊ビル経営2017年8月28日号掲載)
ガイアックス 「永田町グリッド」